愛の手広告キャンペーン

毎年5月5日のこどもの日に、団体や企業に協賛いただいて、神戸新聞紙上で愛の手運動の一面広告を行っています。
今年のデザインは1面ラッキーカラーの黄色で、里親家庭で育った男性が語ってくださった
「ぼくはラッキーだった」
という言葉をキャッチフレーズに、作成しました。
いろいろな事情を抱える子どもたちがいる中で、
「ぼくは、小学1 年生から中学卒業まで里親さんのところでお世話になりました。
そこでの8 年間には、いろんな思い出が詰まっています。
たくさん遊んでくれたこと、厳しくしつけてもらったこと… 。
たまたま、里親さんと縁があり、そんな子ども時代を過ごすことができたぼくは、
本当にラッキーでした。
でも『こういう出会いがなかった子どもは…
施設からそのまま社会に出ていくと、どういう困難に出会うのだろうか… 』
と時々考えてしまうんです」
と、里親さんとの思い出や現在の想いをお話してくださいました。
また、今回は、この男性のお話の続きを読んでいただけるよう、紙面にQRコードをつけ、
「もうひとつの家族ー出会えてよかった」
というサイトを開設しました。
このサイトには、男性のお話だけでなく、里親や養親、ボランティア里親、里親・養子縁組家庭で育った子どもたちの声、ケースワーカーからのお話などを掲載しています。(こちらも随時更新中です)
それぞれの立場から感じたことや経験したことが綴られていますので、
合わせてぜひ読んでみてください。
「そんな子どもたちにも、ぼくのようなラッキーを」
子どもを支える方法の一つに、里親制度や養子縁組制度があります。
里親になることは難しくても、制度について知っていただけることで
広がる輪があります。
里親さんや子どもたちの声に、少し耳を傾けてみてください。
今年のキャンペーンには31の団体・企業にご協賛いただきました。ありがとうございました。