Q 季節・週末里親の目的はなんですか?

A 自分に会いに来てくれる人、家庭に迎えてくれる人の存在は、こどもにとってとても貴重なものです。こどもの成長にとって以下のような目的があります。

  • 親や家族のモデルをもつ
  • 家庭生活を経験する
  • 自分だけを思ってくれる人の存在が心理的な安定につながる
  • 中高生の場合は施設を出たあとの自立への手助けが得られる

Q ボランティア里親の要件は?

A 特別な要件はありませんが、

  • 同居している家族全員が賛成している
  • こどもの送り迎えができる
  • 単身の方の場合は、子育ての経験やこどもに関わるお仕事の経験があったり、世話を手伝ってくれる同居の家族がいる(親族が近くにいる)

などが要件になります。

Q こどもたちの年齢は?

A 幼児から小学生が中心です。なかには中学・高校生もいます。

Q 迎えるこどもの人数は?

A こどもは、自分一人を受け止めてくれる存在を必要としています。そのため、きょうだいの場合をのぞいて、原則として、一家庭に一人ずつをお願いしています。

Q 毎回、迎えるこどもは同じですか?

A こどもにとって「自分の里親さん」と安心して思える存在になっていただくこと、こどもの成長を長く見守っていただくことを目的にしていますので、原則として、毎回、同じこどもを迎えていただいています。
子どもの事情などで、こどもが里親にいくことが終了した場合は、新たに他のこどもを迎えていただく場合もあります。

Q こどもの年齢や性別などを希望することができますか?

A ご家庭の事情にあわせてご相談ください。
ご家庭にこどもがいる場合は、そのこどもの年齢や性別を考慮します。

Q 費用はでますか?

A こどもが生活している施設から、こどもの家庭生活体験の費用として、季節・週末里親に、一部費用が支給されます。神戸市内の施設に生活するこどもを週末里親として迎えた場合は、送迎にかかる交通費と、児童1人につき、1日1000円の費用が出ます。夏休みや冬休みの数日~1週間程度の外泊については、1泊1500円と交通費5000円が支払われます。
(お住まいの地域によって制度の名称や方法、費用などが違います。)

Q 病気や事故の時はどうしたらいいですか?

A こどもの病気や事故が生じた時は、応急処置をして、すぐに施設に連絡して下さい。こどものけがや病気はこどもの医療保険があります。また、週末・季節里親として活動いただく場合、個人賠償責任保険に加入しています。あずかったこどもが誤って他人にけがをさせたり、他人の物品をこわしたり、里親が賠償責任を問われるような場合に補償があります。